直木賞。

が、決まりました。
北村薫さん、おめでとうございます。


昔から読書をしていた訳ではないので、文学賞ってあんまり気にしてなかったのです。
が、今回は気になる作家さんと好きな作家さんだらけ。
誰が取ってもうれしい直木賞は初めてです。


偶然ですが、今日「ディア・ドクター」を観に行って来ました。
直木賞は逃しましたが、映画はとっても良かったです。
相変わらず、人間のグレーゾーンを描くのがお上手で、笑ったり笑っちゃいけなかったり。
恋にも似た何かがこそこそと展開しているのにニヤニヤしました。
奥行きのある日常シーンが多く、映画は本当にいいなぁと思いました。
若先生の車を村民みんなで勝手に突付いてたりとか。
あってもなくてもいいことですが、加えることでグっと世界が広がります。
内容を知ってて見ると、初めの辺りの台詞にもニヤっとします。
よく考えられてるなぁ〜。


ゆれる [DVD]」と比べても内容も明るめで、安心して観られました。


隣がごくせんの上映でごった返しており、劇場アナウンスまで「ごくせんを上映します」と間違うほどでした。
がんばれ。