2007ベスト。

今年手に取ったもので印象に残ったものをつらつらと。
漫画から。

みたむらくん 7 (ジェッツコミックス)

みたむらくん 7 (ジェッツコミックス)

今年完結、1巻発売当時から何となーく集めてました。
下品だし主人公は三十路デブハゲ特技バックレの駄目人間ですが
気付くと何度も読み返してしまいます。
恐ろしいことに、最後きっちり感動までさせられました。
終わって初めて思っていたより好きだなぁと思った変わった漫画です。
先日のパクリ騒動でちょこっと取り上げられてた程
絵が非常ーーーーに上手いです。

黒博物館 スプリンガルド (モーニング KC)

黒博物館 スプリンガルド (モーニング KC)

私の中で少年漫画といえば井上雄彦でも鳥山明でもなく
彼、藤田和日郎です。
人間の中の狂気の部分をこれだけわかり易く且つ異様に描けるのは
彼のみだと思っています。
夜の歌 (小学館文庫―藤田和日郎短編集 (ふD-21))も超オススメです。

おいピータン!!(10) (ワイドKC)

おいピータン!!(10) (ワイドKC)

出るたびに書いてますけども。
食べ物に関するちょっといいショートストーリー。
もーほんま理屈ぬきで面白いんです。
老若男女問わず誰にでも自信を持ってオススメできます。
最新刊で各キャラクターが結構落ち着き始めたので
もしやそろそろ終わりなのかな?という感じ。


あと。
マインドアサシンを数年振りに読み返して面白さに驚いてます。
ジャンプSQの新連載もいいんですが、やっぱりマインドアサシンがいいです。




次は小説ー。

夜は短し歩けよ乙女

夜は短し歩けよ乙女

小説はやっぱりミステリー!
と思ってた私はこれを読んですっかり変わってしまいました。
全体的に温い学生の話が多いですし
鼻につくかどっぷりつかるか分かれる癖のある文章ですが、
私はこの空気が癖になってます。
好きになりすぎてトップランナーの観覧まで出かけました。
面白かったです。

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身

ドラマのキャストでの映画化が決まったそうで。
ただの愚痴ですけど、湯川先生はミッチーがよかった・・・!
本を読み始めた頃にたくさん読んでいた東野圭吾
あれこれ手を広げる内に好みが変わり、久々に読んだ小説でした。
犯罪者の心理を描いたものが非常に多い方ですが
これはその頂点にあるんじゃないかなと思います。




次、映画ー。
今年はあまり見れなかった印象。
映画館近くに引越したので、来年は沢山・・見られるといいのですが。

すごく疲れてた時期に劇場で見てすごく元気をもらいました。
映画だって解ってても、主役の女の子の純粋さは素晴らしいです。

ゆれる [DVD]

ゆれる [DVD]

蛇イチゴ [DVD]が面白かったので。
ジャケットが上手いなぁと思います。
怖い話なのか心温まる話なのか、どっちとも取れるギリギリのライン。
そしてその通りの内容。
当時の感想はこちら

ちょっと古いんですけど。
今年私は初代デジタルモンスターにハマりあげ全話+映画2本見ました。
そもそも時をかける少女 通常版 [DVD]細田監督の代表作だから見始めましたが。
もーコウシロウがいじらしくてかわいくて。
久々に同人やろうかと思ってしまいました。




そんな感じでメリークリスマス&良いお年を!