ふむ。
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2001/03
- メディア: 単行本
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なんで私は上中下の3冊だと思ったのか。
上下巻共読み終えました。
上巻読むのに1週間以上、下巻2日。
多くの方が言っているように読み進めるのが辛い、ということはあまりなかったのですが、如何せん登場人物が結構あっちこっちに登場したりいなくなったりまた出てきたりで何度か読み直したりしました。
ガソスタのバイトの名前までは流石に把握し切れませんでした…。
遺族・被害者・容疑者など色んな人の色んな心理がぎっしり詰まってます。
総じて言えるのは、犯罪に巻き込まれた遺族に責任はないということでしょうか。
何度も繰り返されてた様に思います。
黒幕である彼の描写が薄めなのも、より恐怖を誘います。
彼の生い立ちから何まで彼視点で描くと、途端に人間臭くなる気がしました。
解らないから感じる恐怖、心にどっしりと残ります。
脳内イメージは完全にデスノートの月です。
諦めなさっぷりとか。
計画通り!