惚れ直す。

てのひらの迷路 (講談社文庫)

てのひらの迷路 (講談社文庫)

最近どうも石田衣良さんが合わなくなってきたなーと思いつつ、やっぱり気になった1冊。
毎回10ページという短い中で自分を中心に置いて色んなタイプのショートショートにチャレンジしておられます。
毎回2ページのキャプション付き。


恋愛のみの話は漫画・映画・小説を問わず感情移入がしにくいのであまり好きではないのですが、書き手の人となりを感じる色んな話が入ってることによって苦手なものも良く見えたり。
フィクションかノンフィクションかの曖昧さは乙一さんの小生物語と似てる気がしました。
図書館で借りたのですが、自分でも手元に置いときたいと思いました。
ラスト3話の流れ、漫画や映画じゃできませんので、とても素敵です。


ニヤっとしました。